歴代の猫たちをふりかえる
娘に愛でられるマシュー。
のどをホリホリホリ。
うっとり。
自分で家庭というものを持ってから猫を飼うのは初めてだが
子供のころ、実家ではずっと猫を飼っていた。
一番古い記憶の猫はシャム猫のチャーチャ。
ご存知のように、シャム猫は顔や耳、手足が茶色い。
だから「チャーチャ」だったと思う。
安易( ノД`)
チャーチャは私が小学2年生の時に亡くなってしまった。
おばあちゃんちに泊まりがけで遊びに行っていて、帰ったら
「チャーチャが死んだ」
と聞かされて、姉と二人でわんわん泣いたのを覚えている。
その前からチャーチャは下痢をくり返していて
体調が悪かった。
使っていない部屋にこたつを置き、床には新聞紙を敷き詰めて、そこをチャーチャの部屋にしていた。
思い出深いのはさらにその後で、
多分、それが冬休みかなんかだったので
私は宿題の作文に、チャーチャのことを書いたのだ。
そしたら休み明けの授業で
先生が私に、みんなの前でその作文を読みあげるように言った。
言われた時の私の心境。
イヤーーーッッッ(°Д°)
(心の声)
だってね、
「さようならチャーチャ、今はきっと神さまのところにいるんだよね…」
みたいな内容だったの!
恥ずかしっっ!
そんな酔いきった作文、みんなの前で読むなんて
恥ずかしくて恥ずかしくて
ほんといやーーー( ノД`)
勘弁してーー( ノД`)
学校ってちょいとデリケートに欠ける。
その次に我が家にやって来たのがチーだった。
チーもシャム猫だ。
チーの経歴はちょっと変わっている。
そもそも隣の親戚の家の猫だったのだ。
チャーチャが死んだあと、チーは我が家にごはんを食べに来るようになった。
そのまま我が家に居着いて、我が家の猫になった。
今ではとても考えられない昭和ストーリー(笑)
そういえば、この親戚宅もよく猫を飼っていて
チーの前にも飼っていて…
名前はオオミ。
耳が大きかったから「オオミ」。
親戚んちも安易( ノД`)
話を戻す。
とっても賢くて、凛々しかったチーは
長い間 女ボスとして我が家に君臨していた。
チーが君臨している間に
同居していた猫たちが
半黒(はんくろ)。
(上半分黒で、下半分が白い猫だった)
オブ。
(真っ黒だったから、オールブラックの意)
相変わらず安易な名付け( ノД`)
1度、半黒が行方不明になったとき
チーもいなくなってしまって
すると、数か月後に
チーが半黒を連れて戻ってきた!!!
なんてこともあった(ФωФ)
なんて賢いチー。
さすが女ボス!
半黒とオブの最期はよく覚えてない…
オブは大人になる前に死んでしまったと思う。
半黒も看取った覚えはないから
ある日ふといなくなったのかなぁ。
そしてチーは。
チーもある日、姿を消してしまった。
高齢だったから…
多分、死期をさとって?
昔はペットを飼っているからといって
動物病院に連れて行って健康診断とか
ワクチン接種したりとか
まったくなくて、
人も猫も自由にやっていた。
猫は死期を悟ると、いなくなると言われていた。
ほんとかよ( ノД`)
自由は猫にとっても
飼い主にとってもいいことだったかもしれないけど
その分、病気の時はつらい目にも合わせてしまったかも。
チーが野良猫との闘いでケガして帰って来た時なんて
私と姉が
タイガーバームを塗って治したんだよね。
タイガーバームだよ( ノД`)
知ってる?タイガーバーム。
虎の絵がついた、万能軟膏みたいなやつ。
でも、毎日塗ってたら、治ったんだよね(°Д°)
すごいな、タイガーバーム!
チーがいなくなってから
しばらく猫がいなかった我が家に
やってきたのが
チャーミーだった。
ヒマラヤン。
初めての長毛種でありました。
つづく。